こんにちは!
メルブログのYOSHIです!
2019年9月にオーストラリアのメルボルンに移住し、
現地企業の購買部で会社員をしています。
今日は日本人が海外で働くと最強になる理由について、書いていこうと思います!
僕はオーストラリアに移住して25日後には企業でのポジションをゲットし、
その後3度の業務変更を経ながら上司の評価をコツコツ上げていき、
入社後1年後には昇進と、おかげさまでキャリアに関しては順風満帆です。
順風満帆なキャリアですが、もちろん自分だけの力ではなく、
ヨメさんや、家族および友人のサポート、運などの要素も大きいですが、
日本人として当たり前な働き方・労働観のようなものも大きな助けになったと感じています。
僕の働く現地企業の購買部では、オーストラリア人はもちろん、
中国人、インド人、シンガポール人、日本人と、様々な国籍のメンバーで構成されています。
今回は彼らと働く中で感じた日本人の働き方との違いや
日本人の労働に対する姿勢・労働感についてフォーカスを当てていきたいと思います!
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目次!
(今回からPixabayさんのフリー画像を使用させて貰っています。おしゃれで非常に使いやすいです!)
納期厳守は日本人の中で当たり前の感覚ですよね。
仕事だけでなく、公共交通機関などでも定刻通りに来る電車に
外国人観光客が驚くことも多く、それだけ時間の感覚は日本人は特に優れていると思います。
皆さんはどうでしょうか。締切が決められた業務やタスクを無言でそのまま
放ったらかしにするってできますか?
締め切り厳守で血眼になって業務に取り組むでしょうし、
もし納期に間に合わない場合は一言上司に連絡するのではないでしょうか?
うちの部署では上司の設定した日時までにタスクが終わってないことが多々あります。
こうなってしまうと、その後の上司の仕事が詰まってしまいますし、何度も進捗確認を
する手間ができて、いつまで経っても仕事が終わらないですよね。
僕は常に納期厳守を心がけてきましたし、進捗確認や仕事量が多すぎる場合は、
納期の延長は可能かなど、上司と蜜にコミュニケーションをとるようにしていました。
ここで上司の信用を得ることができ、他の同僚よりも頭ひとつ飛び抜けた存在になれました。
日本人の仕事への責任感は、他国と比べ強いのではないかと感じます。
サービス残業やブラック企業の存在など、褒められたものではありませんが、
根底には、仕事への高い責任感を持っている人が多いと思います。
日本人は「指示待ち社員」はダメな存在だと、一般的な感覚として持っていると思いますが、
オーストラリアで多国籍のチームで働いていると、けっこうそういう社員はいます。
上司に言われたことをきっちりこなして、それ以外は知ったこっちゃないような社員は
それはそれで良いとは思いますが、新たな提案がなかったり、リーダーシップがなかったりと
「作業員」としての評価以上を、上司が付けることはなかなか難しいです。
自分の仕事はこなしながら、率先してイニシアティブを取ってチームをサポートしたり、
他人の業務をカバーする責任感やチームワーク能力は非常に重要だと感じます。
ときには少し残業をしてでも重要タスクは終わらせるのは別に苦ではない
という感じで働いていると相対的に自然と評価は上がっていきます。
本当に忙しすぎてどうにもならない時を除いて、上司からの業務などの依頼に
NOと言える日本人ってあまりいないですよね。
上司から振られた仕事を断らず、とりあえずやってみるという姿勢は大事だなと思います。
その業務で成長できることもあるかも知れませんし、うまく仕事をこなしていけば、
評価も上がり昇給や昇進のチャンスもぐっと近づきます。
僕はこれまで仕事を断らず、
4つのポジションを経験しましたが、会社での人材としての重要度も上がり、
履歴書に書ける内容も増え、仕事を断らずに良かったなと感じています。
他の同僚はどうかと言うと・・・結構上司に反発していく人もいますね。
「今の業務量で追加の仕事は不可能だ」と言う人もいれば、
「雇用契約にない内容なので他の人に振ってください」と言う人もいます。
彼らも彼らで自分の正義があって、仕事を断っているので意見は尊重しますが、
彼らのおかげで、相対的に仕事を断らない僕の評価が上がります。
イエスマンになってしんどい仕事全部するのが良いというわけではなく、
まずは振られた仕事をやってみた上で、改善点の提案や、できないのであればそれを上司に報告をした方が、
上司も気持ちよく次の手を考えることができます。
振られた瞬間から「やりません」という姿勢でいると、評価は上がりにくいですよね。
これは武器にしても良いものなのかってところではありますが・・・
日本で働く皆さんは有給休暇ってどれくらい取りますか?
ほぼ取らないって言う方も多いでしょうし、年末年始や大型連休の前後に
つなげて取るっていう方もいらっしゃるとは思いますが、特に何もない日に
ちょこちょこ有休を取って全部使い切っている人ってなかなかいないと思います。
僕自身もオーストラリアで働いてから1年が経ちますが、自己都合で休んだのはたったの1日です。
休んだのは年末年始とコロナが猛威をふるい始めて業績が危うくなり3日間休んでくれと
言われたときでした。
オーストラリアでフルタイムで働くと、年間に20日間の有給休暇がもらえるのですが、
僕はまだ15日間ほど残っていますが、何人かの同僚はもうすでに残り数日となり、
年末年始に出社しないといけない、無休の休暇が発生するような状態になっています。
あまり休まないことが正義ではないとは思いますが、上司の目線からすると、
「あいつはあまり休まない」という評価を受けられれば、安定して仕事を振りやすいですし、
他のメンバーに仕事をカバーして貰う必要がなく、少しではありますが評価アップに
つながるのではないかと思います。
でも、しんどいときは有給とって休みましょう。それが一番です 😀
まとめ
いかがでしたでしょうか。
以下を日本人の働き方の武器としてご紹介しました!
・納期厳守
・仕事への責任感
・仕事を断らない
・あまり休まない
ストレスが多い、働きすぎなどといったネガティブな面も取り上げられる
日本の働き方ですが、海外に出てみると大きな武器になる考え方も
多いのかなと、海外で働いてみて実感しています。
「日本の働き方やばい」ではなく、世界基準で戦える戦闘力を身につける
修行の場所くらいで捉えておくと良いかも知れませんね笑
それではまた!
YOSHI