こんにちは!
メルブログのYOSHIです!
2019年9月にオーストラリアのメルボルンに移住し、
現地企業の購買部で会社員をしています。
今日は文系の海外就職について書いていきたいと思います。

プログラマ-やソフトウェアエンジニア とか、理系の人が多くて心配。。。
と思っている、文系の方に向けた記事です。
かくいう僕も、バリバリの文系の大学部卒ですが、
オーストラリア移住後25日で爆速就職を決めました。
高校が英語科で極度に数学や理科をほとんど
勉強してきませんでした。。。
大学も経営学部で、数字を扱うことは得意になりましたが、
手に職を持っているわけではありません。
そんな文系の中の文系の僕が海外就職を考察していきたいと思います。
「手に職」が強い海外就職・・・
言語のハンデがある海外就職は、やはり「手に職」系の
料理人、美容師、柔道整復師、エンジニア、看護師など
が有利に働く場合が多いです。
これらの職業は語学力よりも技術力が労働に求められるので、
語学力がそこまで高くなくとも、働きやすい職業です。
文系で手に職がない状態で海外就職を目指すのであれば、
・日本語と他言語を掛け合わせる
・専門的(ニッチ)な能力を身につける・実績を積む
など、言語や経験を武器に戦っていく必要があります。
たとえば、
通訳、ツアーガイド、会計士、貿易業務
などが挙げられます。
文系の海外就職には、
日本語x他言語x専門的(ニッチ)なスキル
この3つの掛け合わせが非常に有効的ですので、
覚えておいてください!
文系の海外就職戦略・僕の実体験
僕の場合は、日系のメーカーで3年半働き、
輸出・販売計画・在庫管理などを経験しました。
オーストラリア移住して25日後に就職したのですが、
そのポジションは問題在庫の在庫管理でした。
問題在庫とは、
需要が落ちて売れなくなった商品のことで、
・問題在庫の洗い出し
・営業部への認知&販売消化のお願い
・毎月の財務インパクトの報告
などが主な仕事でした。
この仕事は、会社内でも営業部、マーケティング、
生産部などの代表の10人ほどで取り組んでいた業務でしたが、
(会社規模は1500人)
毎月の役員報告会の資料に取り上げられる
重要な業務でした。
僕は取りまとめ役として進捗管理や報告資料作成など、
業務の全般的な管理を行っていました。
その業務をしていたことによって、
オーストラリアの現地企業でちょうど問題在庫に困っている
企業にアピールでき、現在まで働けています。

と思われや方は、目の付けどころが素晴らしいです。
これが上記した
専門的・ニッチな経験やスキル
なんです。
経験のある人材が限られるため、競争が激しくなく、
語学力にハンデのある人材でも雇用されやすくなります。
いま仕事をされている方は、ご自身の業務を振り返ってください。
・会社内でその業務をできる人が少ない
・自分が部門やチームの窓口でしている仕事
・自分に属人化している仕事
これらが見つかれば、数字に落とし込めるかを考えてみましょう。
実績や頻度など、会社への貢献度がわかればOKです。
これらは、人材としての供給量が少なく、
必要なスキルを持っていれば、現地人に負けることなく
雇用される可能性が非常に高まります。
文系が海外就職をするために必要なこと
海外就職は、
外国人として言語やビザのハンデを背負って戦う
ことを意味します。
そんな中、雇用主に「欲しい!」と思ってもらう必要があるわけです。
上記のまとめになりますが、文系で海外就職をするには、
・日本語と他言語を掛け合わせる
・専門的(ニッチ)な能力を身につける・実績を積む
ことが非常に重要です。
この2点に共通することは、
競争の分野を狭くして戦う
ということです。
汎用的な業務スキルや経験だと、語学力やビザの観点で、
現地人と比べたときに劣ってしまいます。
現地人を差し置いて「雇いたい!」と思ってもらえるような
優位性を持つことが大事です。
専門性x他言語x日本語で、競争優位性を高めることが
海外就職の成功に繋がります。
いま学生の人、現在社会人の人へ
いま学生の方は、
まずは語学力を高めて、専門分野の勉強に注力しましょう。
自分の専攻分野でもいいし、全く違う動画編集など、
専門的な分野を深堀りしてください。
深堀りしていくことで、自分の優位性が高まり、
海外就職への近道になります。
語学留学や留学も非常に良いと思います。
実際の現地での生活を想像しやすくなりますし、
すでに外国人として働いている人に会える可能性もあり、
海外就職のイメージが湧くかもしれません。
いま社会人の方は、
語学力を継続して高めることはもちろんですが、
自分の業務を振り返ってみてください。
国内転職と重複する部分も多いと思いますが、
・自分のセールスポイント
・社内でも限られた人しか知らない業務や知識
・自分が部署の窓口になって担当している業務
など、
人材として、希少性の高い業務を探し、
その部分に注力し、実績を出しましょう。
その実績が、競合優位性となるので、
海外就職への近道になります。
僕の場合は本当にニッチ分野だったので、
日本語という武器すら必要なかったです。
さいごに
自分の武器が見つかり、履歴書を書きたいという方は
こちらの記事を参考にしてみてください!
僕が実際に使った英文の履歴書フォーマットを
そのままダウンロードできます。
英文の履歴書は日本語のものとは全く違い、
移住直後当初は、相当苦労しました。
僕が友人や妻、現地のリクルーターからのアドバイスを受け、
実際に海外で爆速就職できた記事ですので、オススメです。
より多くの人に
海外就職が身近な存在になりますように!
それではまた!
YOSHI