こんにちは!
小型成長株って聞いてことありますか?
株式投資をする上で、よく2つに分けられるバリュー株とグロース株のうち
グロース株に分類し、さらに小型でこれから
大きな成長を期待できる銘柄を指します。
私自身も小型成長株に投資をしており、
8月31日に、保有しているオーストラリアの小型成長株の5GNが23%も
株価上昇しました。

ということで、
今日は成長株のお話をしていきたいと思います。
・小型成長株とは?
・小型成長株の探し方&サンプル
・小型成長株投資に向いている人
小型成長株とは?

小型成長株とは以下のような特徴を持つ銘柄です。
・売上・営業利益・純利益が成長している
(年間10%以上 継続的に)
・時価総額が300億円以上
・株価が上昇トレンドで伸びている
実際、決まった定義はないので、
時価総額が小さめで、業績を伸ばしてきている
銘柄のことだと思ってください。
今後の成長が期待され、株式投資をした際に、
2倍、3倍、5倍となっていく可能性を
持っている、ダイヤの原石たちということですね。
ただ、時価総額が小さいということは、
株価が安定しないことが多く、株価が乱高下する
ことも多いのが特徴です。
リスクは比較的高いですが、大きなリターンを狙いやすい
というのも小型成長株の大きな特徴の1つです。
小型成長株の探し方&サンプル
はい、それでは僕が実際に小型成長株を探す時の
手順についてお話します。
使う手段は、スクリーニングと呼ばれるもので、
数多くある銘柄の中から、狙い目の銘柄を絞ります。
例えば、
・売上成長率(10%以上)
・純利益成長率(10%以上)
・時価総額(500億円以下)
などで絞り、小型成長株っぽい銘柄を
スクリーニングしていきます。
日本の銘柄を探すときは、下記のようなサイトで
検索されるのが良いと思います。(カセキン投資部さん)
オーストラリアや海外の銘柄でスクリーニングをする際は、
Stock Screener (クリックでサイトに飛べます)
という言葉どおりのサイトを使用したりして
スクリーニングを行ってください。
(例として、オーストラリア市場で、売上、1株あたり純利益が10%成長、
時価総額5億ドル以下の銘柄を検索すると、47銘柄ヒットします。)
ここで私がこの方法で見つけた小型成長株を1つご紹介します。
PRAEMIUM(コード:PPS)という銘柄で
財務管理や資産管理のツールを売りにしている企業です。
この企業は、もちろん増益増収を続けてきており、
時価総額も150億円ほどで、コロナ以降は
上昇トレンドを続けています。
2020年度の業績(オーストラリアの会計年は2019年7月-2020年6月)
を見てみると、売上高とEBITDAは10%以上増加していますし、
純利益に関しては90%以上も増加しました。
コロナの影響で底値で一時は株価が21セントと
なりましたが、徐々に株価は上昇し、
今日現在で50セントとなっています。
今後どう株価が動いていくかわかりませんが、
素晴らしい業績を続けている企業なので、
今後、大きく化ける可能性を秘めていると思います。
必ずしもおすすめの銘柄ということではないので、ご自身でもリサーチをされてみてください!
興味のある方は、ぜひ最新の決算情報を
確認してみてください!(英文です)
小型成長株投資に向いている人
小型成長株は、値動きが激しく、
リスクも比較的大きい銘柄への投資になるので、
ハイリスクハイターンな特徴を持ちます。
株価がドンと5%や10%下がってしまった時に
びっくりして売ってしまう人には
小型成長株はオススメできません。
(ちなみに冒頭で紹介した23%増の5GNですが、
翌日は7%も株価が下がり、まさにジェットコースターです。笑)
なので、小型成長株は
未来の大きな利益のために
目先の損失に我慢できる人
向けの株式投資です。
とはいえ、損失が出まくっているのに
ずっと保有するべきではないので、
きちっと損切りのラインを決めておくことも
大事になります。(短期は-5%、中長期は-15%など)
冒頭にご紹介した5GNも、6ヶ月スパンで見てみると、
概ね上昇トレンドですが、何度も株価が
上下し続けています。
株価が落ちた時に諦めてしまった人は、
その後の大きな株価上昇の恩恵を
受けられなかった、ということです。 😥
損切りの考え方は次回以降で
記事を書きたいと思います!
まとめ
今回は小型成長株について記事を書きました。
小型株とは、
時価総額が小さめ(3~500億円以下)
業績が継続的に伸びている(10%以上)
株価が上昇トレンド
のような特徴を持つ銘柄で、
ハイリスクハイリターンなので
長期的な利益を狙うことが大事と書いてきました。
資産に余裕があり、少しリスクを冒せる方は
小型成長株への投資もご検討されてみてください!
もう少し詳しく企業の業績分析をしてみたい!
という方へは、この本をオススメします。
株式投資や企業分析をする上での基本を全て押さえた、
入門書としての呼び声高い優良な書籍です。
株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書 改訂版
本記事では、営業キャッシュフローや
ROE、自己資本比率などには触れませんでしたが、
これらの情報を小型成長株を探す時に見れば、
経営の健全性もチェックできるので、
財務状況をしっかりと確認しながら
株式投資をする方は必携の本です!
私自身も3回は読了しています!
また株式投資についての記事を書いていきますので、
これからもよろしくお願いします!
それではまた!
YOSHI