海外で爆速就職

日本とオーストラリアどっちで働くのがいいの?(日豪での就職比較)

 

メルブログのYOSHIです!
2019年9月にオーストラリアのメルボルンに移住し、
現地企業で会社員をしています!

 

今日は日本とオーストラリアで働いた経験をもとに、
働き方の比較をしてみようと思います!


「海外の働き方を見習おう!」 「残業は悪だ!」と聞くこともありますが、
本当に海外での働き方は最高なのでしょうか?


日本で約3年半、オーストラリアで約1年半働いた、
ぼくの個人的な感想を書いてみようと思います。


これから海外で働かれる方の参考になれたら嬉しいです 😀 


 

 

 

オーストラリアで働く良い点

 

 

基本的に、役割での採用となるので、
会社やチームがあなたにしてほしいことが明確です

 

なので、全く自分に関係ない仕事を振られたり、
会議に参加させられたりすることはありません。


また、


常に仕事をしていないとサボっているように思われることはなく、
きちんと業務をこなしていれば、
休憩を長めにとってもなんのお咎めはありません。


自分のペースで自分の能力を発揮できるので、
非常にやりやすい環境だと感じています。


 

もうひとつは、多様性のある環境に身を置けるということです。

 

オーストラリアでは下記のように人種、肌の色、性別、年齢、宗教などで不公平に扱うことは違法であり、
「その業務を行うことが出来るかどうか」のみで採用・不採用の判断がなされます。

 

僕の職場でもインド人、中国人、ニュージーランド人、ゲイやレズビアン、小さい子供のいるお父さんお母さんなど、
一般社員や管理職問わず色々な性質の人が働いています。

そんな中では日本の常識が通用しないことも多いですし、色々な考え方の人と働くことが出来るのは、
人生の財産だなあと感じることもよくあります。(英語が大変なのはありますが汗)

 

 

(引用元:オーストラリア政府 https://business.gov.au/people/employees/equal-opportunity-and-diversity

 

 

 

オーストラリアで働くあんまりな点

 


良い点の裏返しにもなりますが、

 

採用は戦力重視で、人材をイチから育てるという価値観はあまりありません。


基本的に必要な業務を遂行できる人材を雇うので、
育てる必要がないということですね。


勉強のために他の部署の会議に参加させてもらったり、
社費でセミナーに参加させてもらったりということはあまりないです。


採用をもらった時点で評価をしてもらっているという自信には繋がりますが、
日本で英語や会計、エクセルなど福利厚生の一部で勉強させてもらったことを
考えると少しさみしいなと思ったりもします。

 

 

 

 

日本で働く良い点

 


会社内に労働組合があったり部内の飲み会など、
会社内での交流が多くあることだと感じます。


「飲み会や会社の人との交流なんか要らない」
という人もいるかも知れませんが、

一緒に仕事を進めるときや、何かお願いするときには、
全くの他人だと少し大変な時もあります。



飲み会や交流会で知り合った人がいれば、
話や相談がしやすかったりするので、
仕事を進める上での資産ではないかなと思います。




あと、日本の会社は手当や福利厚生が厚いですね。


通勤手当や住宅手当、残業手当に出張手当、家族手当に役職手当!
当たり前に存在していますが、素晴らしい制度だと思います。


僕の働くオーストラリアの企業ではこれらは存在しません・・・。


冷静に考えてみると、日本で働いていた頃、

 

通勤手当:半年に1回(年間10万円)
残業手当:月6万円(年間72万円)
出張手当:月に3000円(年間3.6万円)

合計:年間85万円

 

85万円も給料と別に稼いでいたことになります!
日本の会社の手当の厚さは非常に魅力的だと思います。

 

改めて考えることがないだけで、
実際に給料と別に計算してみるとなかなかの金額です。

 

 

日本で働くあんまりな点



1つは上限関係です。
これは業務上の上下関係ではなく、年齢による上下関係です。


・若手は雑用をさせられる
・会議室にお茶汲み係で呼ばれる
・新人だからと飲み会の幹事にされる

 

合理的な理由がない&拒否権なく雑用をさせられたりすることがありますよね。



それで得られることもあるので、やぶさかではないタイプですが、
年齢が下なだけで強制的に時間や労力を奪われることが個人的には非常に不快でした。



もう1つは残業文化です。


・上司が帰るまで帰れない
・残業が生活給になってしまって無駄に残っている
・8時間で終わる業務量を考慮して仕事を与えていない


など、時間の拘束が長いことが挙げられます。


残業したい人は、してもらって結構ですが、
定時に帰ってはいけない雰囲気は悪でしかないですね。

 

 

おわりに




いかがでしたでしょうか?

私の経験を振り返ってみると、こっちが絶対に良い!
とは言い切れず、どちらも一長一短だなと思いました。



「時間」という点で切り取るとオーストラリアに軍配があがるでしょうし、
幅広い手当や成長」という点では日本に軍配が上がると思います。

 

仕事は「自分の能力を会社に提供し、対価を得るところ
と断言できる人は、海外や外資系で働くのが向いていると思いますが、


「同僚や会社の人と仲良くしながら色々と教えを請いながら仕事をしたい!」
という人であれば、日本の会社で働くほうが、心地よいのではないかと感じました。



ぼくは両方を兼ねたハイブリッドな会社が良いなと思います。笑
(手当あり、他部署との交流あり、残業なし、業務内容が明確)


それではまた!



YOSHI

 

 

 

 

 

 

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